高級住宅地に住む庶民

富裕層のブログではありません。

子育て専業主婦はブラック企業並の労働時間である

皆さま、ごきげんよう。

ブラック企業社員のしょみ子です。

本日はタイトルの通りでございます。


なめてました、「専業主婦」。

♪タンタンターン
♪タンタンタァーン

あ、厳密にいうと私は仕事を持っているので専業主婦ではないんですが、今や専業主婦並に1日の100%を主婦業に費やしているので、(ほぼ)専業主婦です。


独身の頃、周りの女子たちが言っていました。

「私は金持ちと結婚して専業主婦になる。」

「私は働くのに向いていないから、専業主婦になりたい。」

と。


彼女たちによると、

  • 自分は働くことに向いていない
  • 楽をして暮らしたい
  • でもお金に困る生活を送りたくない

だそうです。



これがいいとか悪いとかではなく、彼女たちの意見を聞き、私は「そうか、専業主婦って楽なのか」と思ったものです。


彼女たちの話から私の専業主婦に対するイメージは、

いやいや、

でした。


もうね、今はそんな考えを持っていた過去の私に記者会見を開いてもらい、全国の専業主婦たちに土下座してもらいたいレベルですよ。


誰だ!

「専業主婦は暇」

みたいなイメージを植え付けたのは!!



全然暇じゃない!!


暇じゃないんですよ。


専業主婦といえば、


昼間にミヤネ屋を寝転がって見ながら、せんべいをかじる。
チャイムが鳴っても面倒だから出ませーん。
化粧も出歩かないからしなくていいか。
晩ご飯?
今日は生理で怠いから、仕事帰りの旦那にメールして、お惣菜でも買ってきてもらおうかな、生理5日目だけど。
スマホゲーム最高!


みたいなイメージでした。
(注:私のことではない)


すみません、すみません、専業主婦の皆様。

特に子育て中の専業主婦は、ずばりブラック企業並の労働時間を強いられます。


その昔、睡眠時間3〜4時間で働いていた私。

元日早々呼び出されたり、連続18時間働いた後に寝ずに次の仕事が入ったりと、何年もなかなかブラックな環境に身を置いていたものですが、(ほぼ)専業主婦生活をしている現在、少なくとも労働時間はブラック企業と同等かそれ以上!


精神的にはブラック企業のようにきつくはないんですよ。

子供は可愛いし、夫婦仲も良好なので。


しかし肉体的にかなり辛い。

そして肉体的ストレスが溜まると、精神的にも滅入ってくることもある。



なんで専業主婦はこんなにも忙しいんだろうか?



私の半日を振り返ってみます。

長いので適当に読み飛ばしてね☆テヘペロ


起床!
朝ごはん準備!
え?食べないの?美味しいよ、食べて。
残したけどこれだけ食べたからよしとするか。
え?おっぱい?はいはい、おいで。
おもちゃを引っ張り出す前に掃除機!
また全身鏡を舐めたね?はい、家中拭き掃除ー!
続いて洗い物!
吐いた、拭き掃除!
そこに座られると掃除が出来ないよ。
アレルギー対策の朝シャワー!
保湿!
洗濯物を畳んで……おっと、足に絡みついてきた!
今日の洗濯をしよう!
そういば離乳食の冷凍ストックがないぞ!至急作らねば!
え?もうお昼ご飯の時間?
まだ一度も座ってませんが!
それよりトイレに行きたい!
あー!大変!それは口に入れちゃダメェ!
絵本読んでほしい?
次はそのおもちゃ?あ、待って、チャイムが鳴った!
あー!それをひっくり返してくれたの?!
ふぅ、やっと片付いた。
お昼ご飯の準備しなくては……
あー、トイレ行きたい、これが終わったら行こう
わ、昼ごはん前なのに愚図ってる!
これは眠たいフラグ!
待って待って、寝る前に食べてほしい!
なんてこと!
作りたての昼ごはんを、時間と愛情をかけて作った昼ごはんを一瞬にしてひっくり返された!
泣きたいのはこっちですぅ。
はいはい、おっぱいね、おっぱい飲みながらお昼寝したいのね、昼ごはん食べなかったもんね……
あー、トイレ行きたい、もう随分長いことトイレに行けてない
おっぱい出すから、その分膀胱から尿が減ればいいのに
あぁ、考えがやばいな、トイレ行きたい
寝た!トイレだ!
寝ているうちに二階の掃除だー!
イケイケGO GO!
寝ているうちに洗濯物を干してしまおう。
あれ?私の食事はいつするの?
あら、起きた。
なぜ寝起きに「がぉー」って唸りながら立ち上がるの?
ちょっとごめんね、お昼ご飯。
わー、こらこらお茶碗ひっくり返そうとしない!待って待って!
んー!今度はそっちを狙ったか!
と思ったら箸を落とされた!
さ、洗い物したらお散歩に連れていくか。
はい、靴下履いて……ん?何か臭い!
うんちしたからオムツ替えるよー。
お昼ご飯ほとんど食べていないからバナナでもいかが?
え?潰さないと食べないって?
はいはい、潰しますよ。
ようよく食べ終わった、洗い物。
では散歩に行くついでに買い物しよう!
おーい、電車を見るのが楽しいのはわかるけど、そろそろ行きませんか?
もう15分もここにいますよ。
あぁ!転んだ!大丈夫?
スーパーついたよ。
商品をポイポイ投げないで〜!抱っこ!
重たい。
ようやく帰れた、さぁ晩ご飯の支度。
その前におやつでも食べようかな……なに?お夕寝?
うん、一人で寝ていいよ、ダメ?ダメなの?おやつ、ママ、おやつ食べたいんだけど?ダメ?ああそう、ダメなのね。
あぁ、何だかもう日が暮れていますね……。

って感じなのです。

晩御飯以降もやること盛りだくさん。

夜だってそう。

布団から落ちちゃうほど寝相が悪いので、その度に戻してあげています。

だから一度寝たら朝まで熟睡なんてことはまずあり得ない。

寝ている間にうつ伏せになって窒息していないかも気になるので、定期的に呼吸チェック。

「んんー!」と泣き声のような大きな寝言を言うこともあるので、「おっぱいが欲しいのか?!」とびっくりして起きることも多々あります。



そしてブラック企業社員との大きな違いがあります。

それは周りの反応、共感。


ブラック企業社員
「こんなに仕事があるの!大変なの!」


周囲の人
「それはすごい仕事量だ!大変だね。」


育児中の専業主婦
「こんなにやることがあるの!大変なの!」


周囲の人
「???それのどこが忙しいの?要領よくやればいいんじゃないの?」


共感してもらえなーい(涙)!!

朝から晩まで自分のペースで動けないことはなかなか辛いものがあります。

でもそれって周囲には理解してもらいにくいことなんですよね。

「だって私の友だちは子供が3人いるけど、何とかやってるよ?」

「私の時はそれくらい当たり前、更に姑と同居だったからもっと大変だった、だからあなたもそれくらい……」

「でも昼寝出来るでしょう?」

子育てなんて子供の数だけパターンがあるから、そのお母さんがどれだけ大変なのかというのは、人と比べたところでわかるものではないし、比較すること自体に全く意味がないことだと私は思うのです。

っていうか比べられるときついよね。


そんな大変な子育て専業主婦ですが、いいこともあります。

やはり子どもは可愛い。

何と言われても可愛い。

だから苦手だった掃除や片付けだって苦にならない。

「やらされている感」もない。

だって自分が子どもの為に必要だと感じるからやってあげているんだもの。

毎日睡眠不足でも、やることが多くても、ブラック企業社員時代よりも働く時間が長くても、これ以上やりがいのあることってないのでは?と思うほどなのです。


そこがブラック企業社員との大きな違いですね。

同じ無茶苦茶なことを言われても、上司と我が子ではこちらのモチベーションも違うっていうね。


あ、そうだ。

今回は「わたしの転機」をテーマにブログを書こうと思っていたんだっけ。

まとめますと、子どもが生まれたことをきっかけに、私の中での専業主婦のイメージが一変、更にブラック企業並みの忙しさになったということです。

でも子育てに関しては、これ以上にやりがいのある仕事はないと実感中です。


#わたしの転機

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