高級住宅地に住む庶民

富裕層のブログではありません。

赤ちゃんを見て女の子はお母さんごっこ、男の子は「うへぇ」

心理的な性差というものは一体何歳頃から明確になるのでしょうか。

心理学に精通している方、教えてください。

しょみ子はかなり小さい時期から性差というものが存在しているのではないか?と最近思うようになったのです。

当時0歳(はいはいと立っち可能)のうちの赤ちゃんを子供たちが遊ぶグループに入れた時にそう感じました。


それでは本題に入る前に、今回の目次です。

グループのデータ

赤ちゃんをAとBそれぞれのグループに入れて様子を見ました。

【Aグループ】

  • 女の子3人
  • 3歳、5歳、7歳
  • 2歳の男の子1人

【Bグループ】

  • 男の子3人
  • 推定3歳、6歳、7歳

女子が多いAグループと、男子だけで構成されているBグループで、赤ちゃんの扱い方の明らかな違いを感じました。

女児・男児グループの各対応

女子が多いAグループに赤ちゃんを入れた時

最初は女の子3人が一人ずつ赤ちゃんに近づき、すっと赤ちゃんを捕まえて抱っこをしました。
抱っこをして特に何かをするわけでもなく、あえて言うなら赤ちゃんが愚図ると立ち上がってあやしたり、撫でてみたりしていました。
抱っこをすることに意味があるのでしょうか。

その様子は本物の赤ちゃんを使ったリアルお母さんごっこでした。

次から次へと抱っこされる0歳児の我が子は、非常に面白くなさそうな顔をしていて、時々愚図っていました。

7歳の女の子は、赤ちゃんに鏡を見せると愚図るのをやめて喜ぶことを発見し、愚図るたびに鏡を見せたり、布団の上に赤ちゃんを仰向けにひっくり返してくすぐってご機嫌をとったりしていました。

しまいには女の子3人が集まり、誰が赤ちゃんを抱っこするか?で少しもめ、面白いことに3人で抱っこしようという結論に至りました。
7歳と3歳の子が向かい合った状態の上に赤ちゃんをのせ、ぎゅっと赤ちゃんを抱きしめます。その状態で横から5歳の女の子が両手を伸ばして、7歳と3歳の女の子ごとぎゅっと抱きついて抱っこしているような姿勢をとるわけなのです。

赤ちゃんの迷惑そうな顔といったら。

ヒヤヒヤしながら見ていた私も、この時ばかりはニヤニヤしながら見守りました。


さてAグループには2歳の男の子がいますが、その間この子は何をしていたかといいますと、お姉ちゃんが持っていたリカちゃん人形の髪の毛を櫛でずっとといていました。

最初こそ自分のお姉ちゃんが赤ちゃんに近寄るので、自分も見に来ていましたが、一瞬で興味が失せた様子でした。

その後、私が赤ちゃんをなんだかんだと抱き上げても、すぐに女の子たちが「私が遊んであげるの。」と言って私から取り上げられていた我が子。
お昼寝の時間が来てしまい「おっぱい!」と愚図ったものの、愚図った理由がわからない3歳の女の子は横抱っこで頑張ってあやします。
「愚図ったくらいではこの小さなお姉さんは自分を自由にしてくれるわけがない」と悟った我が子は愚図るのをやめ、ブスっとした表情でなすがまま。
まるで活きの悪い巨大な鯉(赤ちゃん)を抱きかかえたかのような3歳児。


私が「赤ちゃんね、眠たいみたいだから優しく揺らすと寝るかもしれないよ。」と教えてあげると、突然激しい貧乏ゆすりのような揺れで赤子を寝かしつけようとする3歳児の女の子。


地震か!!


眠たいのに小刻みに揺らされ、赤ちゃんにとったらたまったものではありません。

さすがに可愛そうになり、この時は私に交代してもらいましたが、その後も3歳の女の子は赤ちゃんに大層執着し、お昼寝から目覚めた赤ちゃんを抱っこしていました。
が、いい加減我慢の限界が来た我が子は、3歳の小さな手からハイハイを使って逃れてしまったのです。
ちらりと3歳の子を見てみると、赤ちゃんが自分から逃げてしまったことに大変なショックを受け、自分の母親のもとに走り、抱きつき、母親の胸でしばらく泣いていました。

こんな小さな女の子でも、自分と対して年端の変わらぬ赤ちゃんの面倒を本気で見たいものなのだと少々衝撃を受けた光景でした。

男子だけのBグループに赤ちゃんを入れた時

さて、男の子しかいないグループに赤ちゃんを入れた時の反応です。
そもそも男の子たちは鬼ごっこのような遊びをしていて、走り回っていました。
赤ちゃんはその輪に入りたくてお兄ちゃんたちに、ハイハイで一生懸命近づいていきます。
1人たまたま座っていた6歳の男の子に追いつき、笑顔で話しかけ片手でタッチをすると、その男の子はビクッとして反応に困った顔をしてた後、一言「うへぇ!」。

こう呟くと逃げて行きました。

しかし我が子(赤ちゃん)はこんなことではめげません。

何度も何度も男の子たちに近づいて行きます。

その度に男の子たちは
「き、来たぁ〜!」
「逃げろ〜!」
といって蜘蛛の子を散らしたように逃げていくのです。
会話のできない赤ちゃんをどう扱ったらいいのかわからず、戸惑っているようにも見えました。

それでも楽しそうな赤ちゃん。
自分も男の子たちの仲間に入っていると思っているのでしょうか?

やがて男の子たちが走り回るのをやめて、その場でぴょんぴょん飛び跳ね始めました。
掛け声は「るー!るんるんるー!」。
それを見て我が子もハイハイで近づき、男の子たちの輪の前で立ち上がり健気にも「るー!るー!」と真似をして言うのです。
男の子たちがジャンプをしているので、自分も座ったり立ったりのスクワットを始めます。
赤ちゃんは完全に仲間になったつもりなのです。
しかし男の子たちは違います。
言葉の通じない、走れもしない赤ちゃんを仲間に入れた覚えはありません。
赤ちゃんがるーるーいってスクワットする姿を見て3人とも一瞬戸惑い、まず年長の男の子が「また来たぁ〜!逃げろ〜!」と叫んで走っていってしまいました。
続いて残りの2人も走ってどこかへ行ってしまいました。

1対1では?

上記の話しは、女の子グループと男の子グループの中に赤ちゃんを入れた場合の話ですが、では赤ちゃん対女の子、赤ちゃん対男の子の1対1ではどうなるのでしょう。

7歳の女の子の場合

赤ちゃんを見つけると私に赤ちゃんの名前を聞き、名前を紙に書いて赤ちゃんにプレゼントしてくれました。
他にも頭を撫でたり、ナイロン製の横長のソファの上に立って外の風景を見て楽しんでいる赤ちゃんの横にいって「こっちにおいで」と抱っこしたり、折り紙を折ってプレゼントしてくれたりしました。
親の私が感心するくらい、赤ちゃんを気にかけ、よく面倒を見てくれたと思います。

しかし赤ちゃんの様子はといえば、お姉ちゃんが面倒を見てくれている間はじっとしていないといけないからなのか、他の所に行きたそうな動きを見せ、落ち着かない様子に見えました。

6歳の男の子の場合

一方、赤ちゃんが窓の外の風景を見ていたナイロン製の横長ソファに、6歳の男の子がやってきました。
赤ちゃんとは距離を取り、離れたところから外の景色を眺めていました。
ハイハイで近づいていく赤ちゃん。
気がついた男の子は、何も言わず少し困った顔をして逃げて行きました。

再びこの男の子はソファに戻ってきました。
車か何かを見て喜んでいます。
そこへハイハイで近づく赤ちゃん。
「ほら、あそこに○○がいるんだ!」と興奮気味に赤ちゃんに説明しますが、そもそもその時赤ちゃんはソファの上でハイハイの姿勢をしているので窓の外は見えません。
それ以前に、色んな情報が雑多に混ざった風景から、指定されたものを見つける能力はまだありません。
赤ちゃんに説明してもわからないと気がついた男の子は、また照れるようにして逃げて行きました。
その後もソファに何度か来ましたが、赤ちゃんが近づくと無言で逃げて行きました。

子供の性差、所見

敢えてうちの赤ちゃんの性別はここでは明らかにしていませんが、赤ちゃんの反応を見ても性差があるように感じました。
まぁまだ個人の差の範疇のような気もしますけれどね。

とはいえ、3歳くらいになると女の子は「女の子」を意識するのかもしれません。
どんなに小さくても自分より小さな赤ちゃんを見ると面倒を見たがります。
静かな遊びの方が好きなようで、赤ちゃんを見かけた時の男の子と比べるとあまり動き回らない印象です。

一方の男の子は、赤ちゃんを可愛がる対象として見るよりは、自分と同等に遊べるかどうかを見極め、遊べないと判断したら少し何かを戸惑いながらその場を去っていく傾向にあるように感じました。


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