高級住宅地に住む庶民

富裕層のブログではありません。

寝かしけで大人のこれをやったったら、寝かしつけ勝負に勝ったわ!

ハロー、絶賛子育て中のしょみ子です。


うちの子は、どちらかといえば手のかからない子だと病院関係者やママ友たちから言われます。


しかしそう言われても、子育ては簡単ではないんですよね、奥さん。


例えば寝かしつけ。


皆さん、どうやって寝かしつけていますか?

「そんなの月齢によるでしょ!」って?



はい、その通りですね。

うちの子は一歳です。


おっぱいを吸いながら寝ることが多いのですが、そうじゃない日も結構あります。


そんな日の行動は、

Aパターン
「セルフおねんね」

  1. おっぱいを飲む
  2. 布団の上でコロコロ転がり、寝心地の良い所を探し始める
  3. 良き所で寝る


Bパターン
「強制おねんね」

  1. おっぱいを飲む
  2. まだ眠くないので笑いながら寝室を走り回る
  3. 母が添い寝を強いり、動きを封じられ泣く
  4. 泣き疲れて寝る


だいたいこのどちらかです。

しかし、このどちらも効かない日がついにやってきたのです。

♪ターターターー
♪タータータァー


Aパターンの「セルフおねんね」のように、自分の心地よい寝床を探すこともせず、かといってBパターンの「強制おねんね」の添い寝もするりと交わしニヤリ。


この様子では抱っこで揺らすのも効果なさそうだし、そもそも立ちながら抱っこして揺らすのキツイ。


この月齢では胎内音も効果なし。

しかし!

思いついたっ!



大人が眠れない時ってどうします?


ほら、アレ、しますよね?

アレです、アレ!


きっと皆さん一度はやったことのあるアレ!


ひつじが1匹ー

ひつじが2匹ー

ひつじが3匹ー

ひつじが……


羊を数えていると眠たくなるというアレです。



そういえば昔一人暮らしをしていた部屋に有線放送がついていて、その中に羊を数えるだけのチャンネルがあったっけな。

他に面白いチャンネルといえば、街の中にいる音がする「アリバイチャンネル」とか。

これはなかなか面白いけれど、家にいるのにアリバイって何だ??と思ったウブな私。

そうよ、有線って大人なホテルについているらしいじゃないの。

そんな場所でアリバイを作らないといけない状況といったらね、奥さん。

つまりそういうことでしょうよ。



いや、話が大きく逸れちゃった。


羊を数えてあげることにした。


一歳児は赤ちゃん布団、私はその隣に敷いた大人布団と、少し離れた距離から。


しかし、ご存知でしたか?

日本語で「羊が一匹」と、数えたからといって眠くなるわけではないのです。


英語で数えるからこそ意味があるのです。

英語で羊を数えると、

「ワン シープ、トゥー シープ、スリー シープ……」
この「シープ」の発音こそが眠くなる発音だったのです。


とはいえ英語で発音するのも面倒なので、ヒソヒソ声で羊を数えることにしました。

無声音、といいいますか。

私たちは「ひつじ」と普通に発音しても、実は「つ」を無声音で発音しています。

子供なんかはそうじゃないのかな。

まぁそんな感じで大きめのヒソヒソ声(何だそりゃ!)でスタート。


これなら英語の発音と同じ効果があるだろう、と。勝手に。


さぁここからは、

私 VS 一歳児。

どっちが先に眠たくなるか!!

今、ゴングが鳴った!!


私「ひつじがぁ いっぴきぃー」


一歳児「…………。」


一匹目から効果あり!

動き回っていた子が布団の上で横になってこちらの声に耳を傾けているではありませんか!


私「ひつじがぁ 2ひきぃー」

一歳児「…………。」



これは、

いける!!




私「ひつじがぁ 3ひきぃー」

一歳児「…………。」



私「ひつじがぁ 4ひきぃー」

一歳児「…………。」

一歳児の動きは止まり、こちらに耳を傾けているのがわかります。

これはいける!


私「ひつじがぁ 9ひきぃー」


私「…………。まちがえたー、ひつじが8ひきぃー」

私「ひつじがぁ 9ひきぃー」


一歳児「…………。」


一歳児、間違いなんて気づいてない!


数え続ける私。



眠い。


眠い、眠い!!


でも頑張れ私、一歳児は動きを止めて寝ようとしている!

ここで私が寝落ちしたら負ける!


しかし50匹を数えた時、異変が。

大人しく寝る体制に入っていたはずの一歳児が突如動き出したのです。

これは寝ないのか?


頼む、寝てくれ。


「ひつじが 51ひきぃー」

心配は杞憂に終わり、動きを止める一歳児。


しかし今度は80匹を数えた後にもぞもぞ動き出したのです。


眠い、私は本気で眠い、お願い、寝てちょうだい!

願うばかりの私。


再び動くのを止める一歳児。

もぞもぞしているのは、心地よい体勢を探しているからなのか?


そしてそれは120匹を数えた時に起こりました。


すーすー。



ん?

これは寝たのでは?

でもここで油断して動くとこれまでの120匹の羊たちの存在が消えて無くなることになりかねない。

ここはじっとして、羊を数えることにしよう。


そしてついにこの時がやってきました。


130匹目で寝たのを確認したのです。



勝った!

私は勝ったのだ!!




何に勝ったのか、何の勝負をしていたのかよくわからないけれど、とにかく私は羊を数えてお目目ギンギラギンの一歳児を寝かしつけることに成功したのです。


この達成感といったら!


一気に目が覚めました。

羊を数えてあんなに眠たくなっていたのにね。

その後、眠れなくなる私。


再び私が眠たくなるまでに、2時間半を要しましたとさ。


それでは皆様、ごきげんよう。

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